皆様の協力のお陰で、無事に体験会も終わり、正式スタートする日が来ました。
博多王道塾スポチャンクラブ
毎週土曜 19:00~21:00
博多体育館 武道場
ついては、所信表明と指導方針について書きたいと思います。
私の好きな言葉に「好きこそものの上手なれ!」ということわざがあります。
指導は、個人の個性を見極め、それぞれに必要なことを指導していきます。
個別に指導をし、指導されたことができてくるようになると、自信をつけさせます。
それが、試す力・・・すなわち、挑戦する!という、チャレンジ精神に繋がります。
子供達は、このコミュニティーの中で人間関係を勉強していきます。
老若男女、障害の有無を問わず色んな人と関わることで、他人との違いを理解し、認め許し合う心を養っていくのです。
私の指導は、競技だけするわけではありません。
いきなり、「よし!今日は遊ぼう!」とメニューを変えることをよくします。
「転嫁」※心理学で、ある対象に対する感情が、関係のある他のものにも及んでいくこと。ようするに、一つの出来事や理解し学んだことを、他の物に使うという意味です。
遊びであっても、他のスポーツや武道であっても、全てはスポーツチャンバラに通じることを教えます。もちろん、逆もあるわけです。スポーツチャンバラで学んだことを、勉強に仕事に活かす方法を体得させるための指導の一環です。
是非この競技をしてほしい方々がいます。それは、障害を持たれている方です。
私事ですが・・・私の子供は軽度の自閉症です。
子供は小学校5年から、スポーツチャンバラを始めました。
最初は怖くて逃げまわり、試合にもなりませんでした。それが、稽古には喜んで付いて来ました。
何故か?
それは・・・仲間がいたからです。障害のことを理解して接してくれる仲間たちが大好きでした。
試合に行けば、先生方は優しく接してくれます。本人は、競技がとても好きになりました。
好きになった後は、早かったです。自分で技を研究したり、試してみたり、小さい子に教えて理解を深め、大会で賞をとるようになりました。そうすると、ライバルが出てきます。認めてもらった証なのです。地方大会では、一般の大人に勝ち優勝もしました。最高成績は、世界選手権で、初段の部ベスト16です。
本人は自身がつきました。
学校でも知られるようになり、小・中と特学ではありましたが、リーダを努めてました。
スポーツチャンバラを通じて、変わったのです。
障害を持つ子がいる親として、良く分かる気持ちがあります。
スポーツをするとなると、どうしても思ってしまうのは、我が子の障害が理解されるだろうか?一生懸命している方々に迷惑をかけないだろうか?そして、うまくまわりに溶けこんでくれるだろうか?ではないでしょうか?
私の指導は、他人を理解すること、認めることを重点において指導します。
障害についても、理解と経験で培ってきた知識もあります。
一度、体験に来られてください。そして、目で肌で体験してください。
もし、どうしようか・・・と迷われている方がいらっしゃれば、是非連絡をして頂きたいと思います。
障害の程度や症状を教えて下さい。対応させて頂きます。
この競技は、昭和48年に横浜で田邉哲人氏が考案されてから、約40年が経ちます。
全日本選手権や世界選手権も開催され、地方でも数多くの大会が行われています。これから、オリンピックに向けて競技が発展していく事になります。
私は、ここ福岡から、世界に向けて選手を排出して行きたいと思っています。
もっと、多くの方々にこの競技を知ってもらい、私自身が出来る事を精一杯やって行きたいと思います。
今後は、第2、第3と道場を増やしていく予定ですので、今後共、王道塾を宜しくお願い申し上げます。
NPO法人王道塾 理事長 光山裕一郎
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